
まずはご来場いただきましたお客様、誠にありがとうございました。
おかげさまで無事に公演を終えることができました。
今回は超低予算でやろうということで、照明から音響、舞台セットまで自分たちでまかなうことに。
そしたら裏の仕事がバカみたいにたいへん…
いやもう、正味のバカじゃないとできないと思うくらい。つまり僕がバカだったから公演にこぎつけたと思われ。
年に一本くらい本公演とは別にワンコイン劇場(今回は無料)みたいなことをやりたいと思っていたのだが、本公演よりもヘビーなのでは?と、さすがのおバカさんでも分かってしまう。
本番当日、照明の確認をしているとコードから火花が散る。電源が落ちる。原因と思われるコードを切断し、つなぎ合わせ…
そうとう焦りました。
「本番中じゃなくて良かった」と劇団員の佐々木さんが笑顔で宣えば、その側で昼ごはんをパクリといく大久保さん。
なんなの。
どこまで平常心なの。
本番中じゃなくて良かったのは確かだけど、まだ直っていませんけど。
もうひとり、沙和ちゃんはどこ?

そんなこんなの人たちに支えられ?
そしてまた照明機材を貸してくださった方、受付を手伝ってくださった方、いろんな人たちに支えられながらの本番でした。





裏の事情はともかく、終わってみて〈舞台セットはこれで良かったのか〉〈演出は俺でいいのか〉〈劇団はどこに向かうのか〉いろいろな考えが頭をよぎる。
次は10月の本公演。
今回の無料公演をふまえ、新しい可能性も探っていきたい。